エーオン―蓄電分野でサムスンと提携―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は12月16日、蓄電池の分野でサムスンの電池子会社サムスンSDIと提携することで基本合意したと発表した。再生可能エネルギー由来の電力の増加を背景に蓄電需要が拡大していることに対応。リチウムイオン電池を用いた経済性の高い蓄電ソリューションを開発し、送電網事業者や産業顧客向けに提供していく。

エーオンのベルンハルト・ロイタースベルク最高マーケティング責任者(CMO)は、リチウムイオン電池は積木のように自由自在に組み合わせることができると指摘。蓄電設備の規模をニーズに応じて簡単に調整できると語った。

両社はまず、米国、ドイツ、英国、チェコの4カ国で蓄電プロジェクトを実施。その後、他の国にも拡大していく。

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