機械業界受注2カ月連続で拡大、11月+6%に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が12日発表した独業界の2015年11月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比6%増となり、2カ月連続で大きく拡大した。国内受注が9%増加、国外も同4%伸びた。これまで振るわなかったユーロ圏外は4%増加し、同8%減となった前月から大幅に改善した。

特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみると、9~11月は前年同期を実質2%下回ったものの、減少幅は8~10月の同6%から大きく縮小した。地域別の内訳は国内が2%増、国外が4%減。国外はユーロ圏外が足を強く引っ張った格好で、ユーロ圏は14%増と2ケタ台の伸びを記録した。

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