化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)が14日発表した2015年12月期の暫定売上高は66億8,600万ユーロで、前期を6.4%上回った。下半期が特に好調だった。買収と為替の影響を除いた実質の売上高は3.0%増。売上高営業利益率(EBITベース、特殊要因を除く)は上昇したとしており、EBITの増加率は増収率を上回ったもようだ。
「ニベア」ブランドなどを抱える主力のスキン・ヘアケア用品部門は売上高が55億4,600万ユーロで、6.5%増加した。実質は3.6%増。
接着剤部門テサの売上高は5.9%増の11億4,000万ユーロで、実質の伸び率は0.4%だった。