ドイツ取引所―米フィンテックに出資―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所がフィンテックの米デジタル・アセット・ホールディングスに資本参加した。デジタル・アセットが21日明らかにしたもので、ドイツ取引所はABNアムロ、BNPパリバ、シティ、J.P.モルガンなど他の投資家と共同で計5,000万ドル強を出資した。

デジタル・アセットはブロック・チェーンという技術を用いた金融取引の開発事業者。従来型の取引がクレジットカード会社や銀行などの第三者機関を通して行われるのに対し、ブロック・チェーンでは第三者機関を通さずに売り手と買い手が直接取引できる。

ドイツ取引所は今回の出資によりブロック・チェーン分野のノウハウを拡充する考えだ。

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