ライプチヒ見本市会社は22日、4月に予定していたライプチヒ国際モーターショー(AMI)を中止すると発表した。最近になって主要な乗用車メーカーが相次いで出展を取り消したため。特に欧州最大手フォルクスワーゲン(VW)のキャンセルが響いた。
同見本市会社によると、今月初旬時点では自動車メーカー22社(27ブランド)が出展することになっていた。だが、その後、出展契約を破棄する企業が続出。出展予定メーカーは22日時点で13社(17ブランド)へと減少した。
AMIは隔年開催の乗用車見本市で、フランクフルト国際モーターショーが行われない年に実施。主にドイツ東部と隣接する東欧諸国から自動車ファンが来場していた。
専門見本市「ニュー・モビリティ2016」(4月12~13日)と独輸入車販売組合(VDIK)主催のコングレス「アルターナティフェ・アントリーベ」(4月12日)は予定通り開催される。