建設許可件数、15年ぶりに30万件突破

ドイツ連邦統計局が17日発表した2015年の建築許可件数(増改築を含む)は30万8,687件(暫定値)となり、前年比で8.4%増加した。30万件を超えるのは2000年以来で15年ぶり。堅調な経済と低金利、住宅不足が追い風となっており、同件数は直近のボトムである09年(16万件)の約2倍に拡大した。

増改築が20.4%増えて、全体をけん引。新築住宅も6.7%増と好調だった。

住宅以外の新築建造物は27.4%減と大きく落ち込んだ。ただ、これら建造物の容積は1.2%増の計1億8,885万平方メートルとやや拡大している。容積の増加幅はホテル・飲食店(18.4%)、流通施設・倉庫(6.0%)で大きかった。工場・作業場は容積が9.6%縮小した。

上部へスクロール