エア・ベルリンのコードシェア計画を当局が承認

27日にスタートするアラブ首長国連邦(UAE)のエチハド航空と独エア・ベルリンの夏季コードシェア便運行計画を独連邦交通省傘下の連邦航空庁(LBA)が全面承認したことが、17日分かった。LBAは両社の冬季コードシェア便計画の一部を認めない意向を示していたが、裁判で敗訴が確定。夏季計画を認めざるを得なかった格好だ。2社はこれにより今後の事業計画を立てやすくなった。

エア・ベルリンとエチハドはコードシェア便を計83便、運行している。LBAはこのうち31便がドイツとアラブ首長国連邦の航空協定に合致していないとして2014年秋に承認しない方針を通告した。最終的には特例措置として承認したものの、同措置の期限を今年1月14日までに制限。15日以降は認めないことを決定した。

これを不服として両社が提訴していた係争で、2審のリューネブルク高等行政裁判所は1月、原告の主張をほぼ全面的に認める決定を下した。

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