高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が22日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比26%減の21億4,800万ユーロと大幅に落ち込んだ。利幅の大きい大型モデル「Sクラス」「Eクラス」の販売減が響いた格好で、純利益も31%減13億5,300万ユーロに後退した。売上高は2%増の350億4,700万ユーロ、販売台数は7%増の68万3,885台だった。
乗用車部門メルセデスベンツ・カーズのEBITは24%減の13億9,500万ユーロに落ち込んだ。バン部門は40%増の3億100万ユーロと好調で、トラック部門も9%増の5億1,600万ユーロに拡大した。