ハンブルク港運営会社HHLAは12日の決算発表で、2016年1-3月期(第1四半期)のコンテナ取扱量が前期比5.1%増の161万2,000TEU(20フィートコンテナ換算)に拡大し、これまでの減少に歯止めがかかったと発表した。クラウスディーター・ペータース社長は「今後は安定的な量で推移する」との見方を示した。
1-3月期の売上高は2億8,480万ユーロで、前年同期を4.1%下回った。コンテナ取扱量が同7.7%落ち込んだことが響いた格好。営業利益(EBIT)は4.7%減の4,100万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の14.5%から14.4%に低下した。純利益は44.6%増の1,810万ユーロだった。