キャピタル・ステージ―同業と合併へ―

風力・太陽光発電事業者の独キャピタル・ステージは5月30日、独同業コーラス・クリーン・エネルギーとの合併計画を発表した。株式交換方式でコーラスに対する株式公開買い付け(TOB)を実施する。同計画はコーラス経営陣の支持を受けた友好的なもの。合併が実現すると、キャピタル・ステージの発電容量は現在の570メガワット(MW)から900MW強に拡大し、欧州有数の独立系再生可能エネルギー発電事業者となる。

自社の3株に対しコーラスの5株を割り当てる。コーラスを1株当たり11.52ユーロと評価した格好で、買収価格は過去3カ月間の加重平均株価を36%上回る。総額は約3億2,000万ユーロ。

合併後は規模の効果を生かして米国やカナダなど新たな市場を開拓していく。

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