自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンはこのほど、イランの首都テヘランに現地法人ZF Pars SSKを設立したと発表した。欧米の経済制裁解除を受けて自動車需要の拡大が見込まれるためで、今後は同国事業をZF Parsを通して展開していく。従業員数は約10人。
ZFは1980年代半ば、イランに合弁会社S.S. Charkheshgarを設立した。出資比率は16.7%。同合弁では商用車用トランスミッションを北部のタブリーズにある工場で生産している。今後は同工場の生産設備を近代化する考えだ。