ドイツ鉄道(DB)は21日、高速鉄道ICEの車内で乗客に映画とテレビシリーズを提供するサービスを立ち上げると発表した。メディア大手プロジーベンザット1のビデオポータル子会社マックスドームと長期戦略提携を締結。年末からサービスを開始する。
乗客はスマートフォンなどの移動通信端末を持ち込んだうえで車内の無線LANからICE専門サイト「ICEポータル」に接続し、サービスを利用する。提供するコンテンツはコメディやアクション、アニメ、動物・自然ドキュメンタリーなど。50本は無料とし、最大1,000本を有料で提供する。有料コンテンツは毎月、部分的に入れ替えていく。
同サービスを利用しても、乗客が通信会社と契約するデータ容量は使われない。