独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は25日、2016年4-6月期(第2四半期)の営業利益が3億4,200万ユーロとなり、前年同期の4億1,900万ユーロから18%減少する見通しを明らかにした。歴史的な低金利が影響。純利益は32%減の2億900万ユーロに落ち込むとしている。
6月末時点の狭義の中核自己資本比率(CET1比率)は11.5%で、3月末の同12.0%から0.5ポイント低下した。リスク加重資産(RWA)の増加と低金利に伴う年金負担の拡大、イタリア国債の評価損が響いた。
同行は4-6月期決算を8月2日に公表する。