自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日の決算発表で2016年12月期の業績見通しを引き上げた。原料コストの低下を受けてタイヤ部門が好調なためで、売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を従来予測の「約11%」から「11%以上」へと上方修正した。
16年4-6月期(第2四半期)の売上高(調整済みベース)は101億3,640万ユーロで、前年同期を1.1%上回った。EBIT(同)は5.7%増の13億300万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の12.3%から12.9%へと上昇した。純利益は14.3%増えて9億490万ユーロとなった。