光学製品大手の独カールツァイス(オーバーコッヘン)が米IT大手アップルと共同で拡張現実(AR)メガネを開発しているとの観測が浮上している。IT分野に詳しい米国のブロガー、ロバート・スコーブル氏がツァイス社員の情報として報じたもので、アップルはツァイスの技術を搭載したARメガネを年内にも市場投入する可能性があるという。両社はコメントを控えている。
ツァイスは『南ドイツ新聞』に対し、15人からなる社内チームが西南ドイツのアーレンにある拠点でARメガネを開発していることはみとめた。このメガネがアップルと共同開発している製品かどうかは伏せている。
ツァイスはARメガネのプロトタイプを2016年初頭に公開。現在は視力矯正やサングラス機能も追加できるようになったという。