要介護者が2年で9%増加、総数290万人に

ドイツの要介護者数は2015年12月時点で286万人に達し、13年12月に比べ8.9%(23万4,000人)増加したことが、連邦統計局のデータで分かった。要介護者のうち83%以上は65歳以上で、85歳以上も37%に上る。女性は全体の64%を占めた。

在宅介護を受ける人は208万人で、全体の73%に上った。そのうち138万人は、もっぱら家族が世話をし、介護サービスを受けるのは69万2,000人にとどまった。

施設でフル介護を受ける人は78万3,000人だった。

在宅介護を受ける人の数は13年12月から15年12月の2年間で11.6%(21万5,000人)増加した。施設介護は同2.5%(1万9,000人)増と小幅な伸びにとどまった。

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