ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の3月の新規受注高は前年同月を実質4%下回った。比較対象の2016年3月は大型受注の効果で水準が著しく押し上げられており、その反動が出た格好。ユーロ圏外からの受注が16%落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)は19%増と好調で、国内も10%伸びた。
1-3月期(第1四半期)の新規受注は前年同期比で実質1%増加した。国内が4%拡大。国外は横ばいだった。VDMAは1-3月期の受注を踏まえ、17年通期の生産高が実質1%増加するとした従来予測を堅持した。