ZFフリードリヒスハーフェン―電気マイクロモビリティで合弁―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、電気マイクロモビリティ分野で独3社と合弁会社を設立すると発表した。将来性が高いと判断しているためで、今夏中に最初の製品を発表する予定だ。

電気マイクロモビリティは既存の車両カテゴリーの穴を埋める新しいタイプの電気駆動車の総称で、人員輸送と物流の両分野で将来の需要拡大が見込まれている。特に都市内の荷物配達で2030年まで大きな成長が予想されている。

合弁会社にはZFと自転車部品のマグラ(Magura)、ブレークフォースワン(BrakeForceOne=BFO)、バッテリーシステムのユニコーン・エナジーの4社が参加。マグナは最大の48%を出資する。

新会社では二輪、三輪、四輪車を開発・生産・販売する予定で、マグナは電気駆動装置分野のノウハウを持ち寄る。

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