スマホ売上2年ぶり増加見通し、大型機種がけん引

独情報通信業界連盟(Bitkom)は3日、ドイツ国内のスマートフォン売上高が今年は前年比4%増の98億ユーロとなり、2年ぶりに拡大に転じるとの予測を発表した。販売台数は1%減の2,410万台へと落ち込むものの、「ファブレット」と呼ばれる大型で高額な機種の需要が伸びていることから、売り上げが増加する。

ファブレットの平均価格は615ユーロで、小型スマホの平均(352ユーロ)を大幅に上回る。ファブレットの今年の販売台数は8%増の約500万台に拡大する見通しだ。

タブレットPCの売上高も2.4%増の21億ユーロへと伸びる。高額製品の需要が増えているため。タブレットPCの販売台数自体は昨年の670万台から660万台に減少する。平均価格は318ユーロ。

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