自動運転の独仏実証道プロジェクトにルクセンブルクが参加

ドイツ交通省は8日、独仏両国の国境地域に自動運転車やコネクテッドカーの実証試験ができる道路(デジタル・テストフィールド)を整備するプロジェクトにルクセンブルクが参加することを明らかにした。フランクフルト国際モーターショー(IAA)で開幕日の14日に調印する。

独仏は2月、デジタル・テストフィールドを設置することで合意した。西南ドイツのメルチヒからザールブリュッケンを経て仏北東部のメスに至る区間を対象としている。

同区間では主に、◇国境地域における第4世代・第5世代の移動通信システムを活用した車・車間通信や車とインフラとの通信◇自動運転技術およびコネクテッドカー機能を装備した車両の追い越し、車線進入・変更、ブレーキテスト◇国境地域における継続的な交通情報・警告サービス◇国境を超えて走行する車両での自動緊急通報システム「eコール」の運用――などのアプリケーションを実証試験する。

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