鉱工業の固定資産投資額が記録更新、16年は621億ユーロに

ドイツ連邦統計局が16日発表した鉱工業の2016年の固定資産投資額は前年比3.9%増の620億7,600万ユーロとなり、過去最高を更新した。伸び率が最も大きかった業界は製薬で、21.7%を記録。自動車・自動車部品(同7.4%)、機械(6.8%)、電算機器/電子・光学製品(6.7%)、食品・飼料(6.4%)も好調だった。ゴム・樹脂製品は7.4%減と振るわず、金属製造・加工(3.0%減)と化学(2.2%減)も前年を割り込んだ。(表を参照)

投資額が最も大きいのは自動車・自動車部品で、鉱工業全体の24.8%を占めた。これに機械(11.7%)、化学(8.0%)、食品・飼料(7.6%)が続いた。

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