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2018/3/21

企業情報

ティケハウ―日生に続くDWSの安定株主に―

この記事の要約

資産運用の仏ティケハウ・キャピタル(パリ)は14日、ドイツ銀行の資産運用子会社DWSが予定する新規株式公開(IPO)で同株の取得に2億5,000万ユーロを投じる考えを明らかにした。3~4%を取得して安定株主となる考えで、 […]

資産運用の仏ティケハウ・キャピタル(パリ)は14日、ドイツ銀行の資産運用子会社DWSが予定する新規株式公開(IPO)で同株の取得に2億5,000万ユーロを投じる考えを明らかにした。3~4%を取得して安定株主となる考えで、協業に向けた協議にも乗り出した。DWSのIPOでは日本生命も5%を取得することになっており、DWSは安定株主を2社獲得することになる。

ドイツ銀はDWS株を最大25%売り出す計画。仮条件は30~36ユーロで、時価総額は60億~72億ユーロとなる。

ティケハウは仏ユーロネクストで株式を公開しており、従業員数は約200人、運用資産は138億ユーロ。商品ファンドや不動産など株式・債券以外の資産を対象とするオルターナティブ投資を専門に手がける。