公共交通機関の接続情報と予約サービスを提供する独スタートアップ企業ゴーユーロは23日、スウェーデンのベンチャー資本キネヴィックなどから総額1億5,000万ドルの出資を受けたと発表した。調達資金を事業の拡大と技術革新に投じる計画だ。
同社は5年前に設立された企業で、ベルリンに本社を置く。バス、鉄道、旅客機の接続情報を提供しており、利用者は同社のプラットホームでチケットを予約できる。公共交通機関の運営会社から取得する手数料を収入源としている。すでに欧州36カ国でサービスを展開しており、利用者数は月2,700万人に上る。
消息筋の情報としてロイター通信が報じたところによると、同社の時価総額は10億ドル弱に上るという。