アマゾンのAIアシスタントである「アレクサ」との会話を通して保険契約を締結できるサービスを独保険会社DFVとエルゴがそれぞれ開始した。音声アシストで保険商品を購入できるサービスを提供するのはドイツで初めて。保険ソフトウエア会社アドクブム(Adcubum)のアンケート調査によると、同国の消費者の20%が「音声アシストを通して自身が保険契約を結ぶことは考えられる」と回答しており、市場は今後、拡大していくと予想されている。
DVFは22日、エルゴは25日にそれぞれサービスを開始した。音声アシストを利用して購入できるのは両社とも当面、比較的単純な国外旅行医療保険に限られるものの、将来的に対象商品を増やしていく考えだ。