連邦ネットワーク庁と連邦カルテル庁は11月28日、ドイツ国内の発電容量が昨年217.6ギガワット(GW)となり、前年を5.8GW(2.7%)上回ったと発表した。再生可能エネルギーの発電容量は全体の51.7%(112.5GW)を占めており、在来型発電(シェア48.3%)を初めて上回った。
一方、今年4月1日時点の家庭用電力料金は1キロワット時(kWh)当たり29.88セントで、前年同日(29.86セント)とほぼ同水準にとどまった。料金が大きく上がらなかった背景には送電料金の低下と再生エネ助成分担金の安定がある。