ビューティケア・家庭用ケア用品業界、今年は売上2.6%増に

ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)は6日、独ビューティケア・家庭用ケア用品メーカーの今年の国内売上高と輸出高が計281億ユーロとなり、前年比で2.6%増加するとの見通しを発表した。輸出が3.1%増の95億ユーロと好調で全体を押し上げる。

国内売上高は186億ユーロとなり、1.9%増加する。内訳は家庭用ケア用品が2.1%増の48億ユーロ、ビューティケア用品が1.8%増の138億ユーロ。

ビューティケア用品のなかで伸び率が最も大きいのはヘアケア用品で、5.1%増の31億1,000万ユーロへと拡大する。これにスキン・フェイスケア用品(3.3%増の31億9,500万ユーロ)が続く。アフターシェーブ・プレシェーブ製品は5.6%減の1億1,800万ユーロと振るわず、女性・男性用シェービングケア用品(4.6%減の8,300万ユーロ)も大きく落ち込む。

家庭用ケア用品では特殊洗濯洗剤の増加率が最大で、6.5%増の2億1,200万ユーロに拡大。一般洗濯洗剤も4.5%増の12億6,500万ユーロと好調だ。革手入れ用品は3.6%減の6,400億ユーロ、洗濯補助剤は3.4%減の2億8,800万ユーロへと後退する。

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