ヤマハは1月30日、これまで米子会社ヤマハ・ユニファイド・コミュニケーションズ(YUC)で行ってきたユニファイドコミュニケーション(UC)製品の販売業務を4月から、楽器・音響機器の欧州販売統括会社である独ヤマハ・ミュージック・ヨーロッパ(YME)へと移管すると発表した。欧州市場でUC製品販売を強化する。
UCは電話、チャット、ビデオ会議、メールなど様々な通信方式をひとまとめにしたサービスを指す。ヤマハは同サービス用製品の日本市場最大手。北米ではYUCを通して同製品の販売や技術サポート事業を展開してきた。
YUCは欧州でもUC製品の販売を行ってきたが、ヤマハは欧州法人YMEを通して同事業を展開した方がよいと判断し、業務移管を決めた。今回の業務移管ではYME内にUC製品専門の営業チームを組織する。