自動車は昨年も最大の輸出部門、対米黒字220億ユーロに

ドイツ連邦統計局は20日、自動車・自動車部品の輸出額(暫定値)が昨年は2,297億ユーロとなり、9年連続で最大の輸出部門となったことを明らかにした。2位は機械で1,932億ユーロ、3位は化学品で1,177億ユーロだった。

輸入額が最も大きかった部門は電算機器/電子・光学製品で、1,174億ユーロに上った。2位以下は自動車・自動車部品(1,169億ユーロ)、化学品(882億ユーロ)の順で続いた。

貿易収支の黒字幅は自動車・自動車部品が最大で、1,127億ユーロに達した。これに機械(1,066億ユーロ)、化学品(295億ユーロ)が続く。

貿易赤字は原油・天然ガスが最大で、564億ユーロに上った。2位は農産物で、213億ユーロだった。

自動車・自動車部品の最大の輸出先国は米国で、輸出額は272億ユーロに上った。同国から輸入した自動車・自動車部品は52億ユーロにとどまったことから、同部門の対米貿易収支は220億ユーロの黒字となった。

上部へスクロール