自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11日、独ザール大学キャンパス内に設置した研究拠点「ZF人工知能・サイバーセキュリティセンター」の開所式を行った。現地の研究機関ドイツ人工知能研究センター(DFKI)、ヘルムホルツ情報セキュリティセンター(CISPA)と共同研究・開発を行う。
研究開発要員およそ100人を採用する。そのうち3分の2を人工知能(AI)、残り3分の1をサイバーセキュリティ分野の人材が占める。
DFKIとは自動運転、乗用車・商用車のトランスミッション制御、および製品開発・製造分野の機械学習プログラムを研究。CISPAとは情報セキュリティ分野で協業する。