ドイツの2大デパートであるカールシュタットとギャラリア・カウフホーフの合併で成立する新会社の社名はギャラリア・カールシュタット・カウフホーフとなることが決まった。地方紙『ケルナー・シュタット・アンツァイゲ』が報じ、新会社の統括会社であるヨーロピアン・デパートメント・ストア・ホールディングが追認した。
ヨーロピアン・デパートメントはオーストリアの投資会社シグナとカナダの小売大手ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)が両社の独デパート子会社などを統合する形で昨年11月末に設立した持ち株会社。カールシュタットはシグナ、カウフホーフはHBCがそれぞれ持ち寄った。両デパート統合後の新社名はこれまで決まっていなかった。
新会社はロゴにも、両デパートのシンボルカラーである青(カールシュタット)と緑(カウフホーフ)を採用する。新しいロゴを用いた看板はコスト上の理由から、一気に導入せず、現在の看板との交換は時間をかけて徐々に行っていく。