製造業受注残高3カ月連続減少、3月は-0.8%に

ドイツ連邦統計局が17日発表した製造業の3月末時点の受注残高(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.8%下回り、減少幅は前月の同0.7%から拡大した。受注残高の縮小は3カ月連続。新規受注の低迷が続いていることが背景にある。

地域別でみると、国外が0.8%、国内が0.7%の幅で落ち込んだ。

部門別では中間財が1.4%、投資財が0.7%後退。消費財は0.8%拡大した。

受注残(受注残高の対売上比率)は5.8カ月で、3カ月連続で横ばいとなった。部門別でみると、投資財は8.1カ月(前月8.1カ月)、中間財は2.9カ月(3.0カ月)、消費財は2.0カ月(2.0カ月)だった。

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