CATL(電池)―独セル工場への投資を7.5倍に拡大―

中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)がドイツに建設するセル工場への投資額を7.5倍に引き上げることを決めたもようだ。同社が公開した情報として複数のメディアが報じた。

CATLは昨年7月、独中部のテューリンゲン州エアフルトにリチウムイオン電池工場を建設することで同州政府と合意した。年産能力は14ギガワット時(GWh)としていた。

この時点では2022年までに2億4,000万ユーロを投資するとしていたが、今回これを18億ユーロに引き上げることを決定した。生産能力を引き上げるほか、研究開発とテスト用の施設を設置するという。

CATL欧州法人のマティアス・ツェントグラフ社長は2月、まだ決定していないと前置きしながらも、生産能力を25年に最大100GWhまで拡大する可能性があることを明らかにしていた。

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