Marlok:マーロク―中国企業が50%出資―

自動車部品製造の独マーロク・オートモティブ(エスリンゲン)はこのほど、中国同業の北京威カ威汽車零部件など3社に自社売却する契約を締結したと発表した。北京威カ威汽車零部件は同社資本50%を獲得する。

マーロクは車両接近通報装置(AVAS)や音響部品を製造している。北京威カ威汽車零部件の傘下に入ることで世界最大の中国市場を開拓し、事業の国際化を図る。

北京威カ威汽車零部件は自動車用の樹脂部品を製造している。

今回の取引が完了すると、マーロクのオーナーであるジークフリート・マーロク社長の出資比率は100%から25%へと低下する。同氏はマーロクの社長にとどまる。

マーロクに出資する北京威カ威汽車零部件以外の投資家2社は明らかにされていない。プレスリリースでは「戦略投資家」と説明するにとどめている。

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