イグロ―代替肉製品シリーズを投入―

冷凍食品大手のイグロ(ハンブルク)は9日、代替肉を用いた製品を本国の独市場に投入すると発表した。健康や環境問題、動物福祉を重視する消費者の増加を背景に代替肉がニッチ製品から、多くの消費者が購入する製品へと成長しつつあることから、シリーズ投入に踏み切る。

エンドウ豆をベースとする代替肉を利用した「グリーン・キュイジーヌ」という名のシリーズを2月から独市場で販売する。ハンバーガー用のパティやミニシュニッツェル、ミートボール、ラザニア、ミートソースなど9製品を投入する予定だ。

同シリーズは英国とスウェーデンではすでに販売している。今年は新たに欧州の主要6カ国にも投入する。

イグロは冷凍魚料理の皿をアルミニウム製から紙製へと改めたことも明らかにした。環境意識の高まりを踏まえた措置で、これによりアルミ消費量を年250トン削減する。紙製の皿は古紙としてリサイクルできる。

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