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2020/2/5

ゲシェフトフューラーの豆知識

タイムレコーダーでの生体情報利用、GDPRに違反の可能性も

この記事の要約

ミニューシーと指紋を照合して本人確認を行う方式を採用している。

指紋自体はシステムに記録されておらず、ミニューシーから指紋を再現することもできない。

原告社員はZEUSによる勤怠管理を拒否し、8月1日以降も従来方式のタイムカードを使用し続けた。

欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)が施行されてから1年半以上が過ぎた。多くの企業がなおも対応に苦慮するなか、ドイツの裁判所が同規則に絡んだ裁判で判決(29

Ca

5451/19)を下し...