ドイツ連邦統計局が14日発表した1月の卸売物価指数は前年同月比0.3%増となり、7カ月ぶりに上昇へと転じた。最大の押上げ要因は石油製品で、上げ幅5.2%を記録。家畜・ペット(+30.1%)、食肉・肉製品(+9.7%)も大きく上昇した。スクラップ・リサイクル材料(-20.0%)、穀物粉・葉たばこ・種子・飼料(-8.9%)、コンピューター・周辺機器・ソフトウエア(-6.9%)は下落幅が大きかった。
卸売物価指数は前月比では1.0%増となり、2016年12月以来3年1カ月ぶりの大幅上昇を記録した。石油製品が6.0%増となり全体が強く押し上げられた格好だ。