独スタートアップ企業トリオプトテック(レーゲンスブルク)が感光色素を利用した殺菌剤を開発・販売している。多剤耐性菌による院内感染を防止するために起業した同社だが、幅広い産業分野に販路を広げられる...
2020/2/19
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トリオプトテック―感光色素の殺菌剤を開発―
この記事の要約
多剤耐性菌による院内感染を防止するために起業した同社だが、幅広い産業分野に販路を広げられるとみている。
当初は将来の可能性を考えて起業したに過ぎなかったが、研究成果をビジネスできる見通しが高まったことから17年に投資家から初めて資金を調達し、18年に第一弾として「ディフォックス(Dyphox)」という名の製品を市場投入した。
同製品は感光色素を含む溶液で、光に当たると空気中の酸素分子を活性化し細菌の細胞膜を破壊して死滅させる。
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