森精機の独子会社が工場などを一時閉鎖、従業員の新型コロナ感染で

DMG森精機の独子会社は3日、同国南部のプフロンテンにある全拠点を工場も含めて一時閉鎖したことを明らかにした。新型コロナウイルスに従業員1人が感染したため。取締役会は2月29日晩、2～3日の2日間、自宅にとどまるよう従業員およそ1,600人に連絡を入れた。

プフロンテンでは2月11～15日に自社製品見本市が開催された。感染した従業員はこれに参加したものの、同社は終了後2週間以上が経った現時点で、顧客や訪問者が感染したという情報を得ていない。感染した従業員は同見本市の終了後、新型コロナウイルスの危険地域に旅行しており、同地で感染したとみられる。