ドイツ連邦統計局は13日、入院施設を持つ国内の病院数が2017年時点で1,942カ所だったことを明らかにした。病床数は49万7,200床で、そのうち集中治療用ベッドは約2万8,000床を占める。病床稼働率は全体で77.8%、集中治療用ベッドで79.0%だった。
07年時点の病院数は2,087カ所、病床数は50万6,954床だった。共に17年を上回るが、病床稼働率は77.2%と大きな変動がない。
病院が減少しているのは比較的規模の小さい施設が減っているためで、病床数100~559床の施設は1,266カ所から1,101カ所へと縮小した。600床以上の施設は150カ所から175カ所へと増えている。