企業倒産が99年以来の低水準に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2019年の企業倒産件数は前年比2.9%減の1万8,749件となり、現行破産法が施行された1999年以降の最低を更新した。減少は10年連続。今年は世界的な景気の低迷に新型コロナウイルスの流行が追い打ちをかけていることから、倒産が増加に転じる恐れがある。

負債総額は約268億ユーロで、前年の約210億ユーロから28%増加した。大型倒産が多かったことが反映された格好だ。

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