キアゲン―新型コロナ検査キットの生産能力を大幅拡大―

オランダに本社を置くドイツ系のバイオインフォマティクス大手キアゲン(フェンロー)は17日、新型コロナウイルスの感染を調べる検査キットの生産能力を大幅に拡大すると発表した。感染者が世界的に急増していることから、ニーズに見合った供給体制を早急に構築する。

キアゲンは数週間前から同検査キットを生産している。生産能力は現在、月150万セット。同社はこれを4月末までに650万セット以上、6月末までに1,000万セット以上、年末までに2,000万セット以上へと引き上げる。生産は欧州と米国の工場で行う。投資コストは明らかにしていない。

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