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2020/4/1

総合 - ドイツ経済ニュース

製薬会社の特許を制限、新型コロナ対策で 特許権者以外のメーカーに国が生産委託も

この記事の要約

ただ、多くの企業がワクチン開発に取り組んでいるうえ、他の疾患を対象として認可されている医薬品のなかに効果が期待できるものもあることから、政府は新型コロナへの薬効が確認された場合は速やかに活用したい考えだ。

このためエピデミック対策法案には、公共の福祉と国の安全のために連邦保健省は特許で保護された発明を活用できるとの規定(5条)が盛り込まれている。

同条には、国は特許権者に適切な報酬を支払いうことで特許技術を利用できると明記されており、特許権者が同技術の利用を拒否した場合でも他のメーカーに製造を委託することができる。

新型コロナウイルス対策の一環でドイツ政府が作成した「全国的なエピデミック状況における住民保護法案(エピデミック対策法案)」が3月27日までに連邦議会(下院)と連邦参議院(上院)で可決された。同月...