ロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、新型コロナウイルスのドイツ国内の感染者の平均年齢は3日時点で48歳だった。感染死者(1,017人)の平均年齢は80歳で、感染死者全体の8割を70歳以上が占める。60歳未満の死亡者は55人。
感染者に占める感染死者の割合は同日1.2%となり、3月31日の0.8%から0.4ポイント上昇した。ヴィーラー所長は「さらに多くの人が亡くなり、死亡率も上昇する」との見方を示した。
ドイツの感染者はこれまで若い世代が多かったことから、他の国に比べ死亡率が低かった。最近は介護施設や病院で高齢者の集団感染が発生していることから、今後は感染者の平均年齢が上昇して死亡率が高まる可能性が高い。