ターキッシュ・エアラインズと独ルフトハンザの折半合弁でトルコに本社を置く格安航空会社(LCC)サンエクスプレス(アンタルヤ)は23日、独子会社サンエクスプレス・ドイチュラントを清算すると発表した。新型コロナ危機で激減した航空需要に対応。路線と保有機材を削減する。
サンエクスプレスは1989年の設立で、保有機材は69機、従業員数は4,200人。これまでは地中海、黒海沿岸、北アフリカ、紅海の観光地向け便も運航してきたが、今後はドイツ、オーストリア、スイスとトルコを結ぶ路線、およびトルコ国内線に経営資源を絞り込む。
サンエクスプレス・ドイチュラントは保有機材が20機で、従業員数は約1,200人。