出前仲介プラットホーム運営大手の独デリバリー・ヒーローズ(ベルリン)は28日、2020年12月期の売上高見通しを上方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大が追い風となっているためで、従来予測の「24億~26億ユーロ」から「26億~28億ユーロ」へと引き上げた。
4-6月期(第2四半期)の売上高は前年同期の3億1,500万ユーロから約2倍の6億1,200万ユーロへと拡大した。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて実店舗の営業を禁止されたレストランなどが同社の出前サービスを利用するようになったことが大きい。
デリバリー・ヒーローは現在、世界の40カ国強で事業を展開している。第3四半期には日本市場に参入する予定だ。