化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、人工知能(AI)ベースの鉱業向けソリューションを提供する英インテリセンスに出資するとともに、協業すると発表した。出資額と出資比率は明らかにしていない。
インテリセンスのソリューションを用いると、鉱石の採掘から加工、処理までの過程を最適化できる。また、年々厳しくなる環境規制に対応できるほか、採掘現場の安全性が高まる。
BASFは鉱業化学品を提供していることから今回の出資に踏み切った。今後は鉱業化学品に関する同社のノウハウとインテリセンスのAI技術を組み合わせ、「BASFインテリジェント・マイン・パワード・バイ・インテリセンス」のブランド名でソリューションを共同で提供していく。