ランクセス―消毒薬の生産能力を50%拡大―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は15日、消毒薬の原料となるオキソンの生産能力を約50%拡大すると発表した。アフリカ豚熱と新型コロナウイルス感染症の流行を背景にここ数カ月、需要が急速に拡大していることに対応する。

米メンフィスにある工場で生産能力を拡大する。投資額は千万ユーロのケタ台の前半。2022年下半期の完成を予定している。

オキソンの需要はプールの消毒や、プリント基板・製紙向けでも増加しており、同社は需要の拡大が長期的に続くとみている。

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