フォルクスワーゲン―安徽省にR&D拠点開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は8日、中国中東部の安徽省合肥に研究開発施設を開設した。安徽省を同国における電気自動車(EV)の中核拠点に発展させる取り組みの第一弾。VWは同日、現地同業・安徽江淮汽車(JAC)との合弁会社JACフォルクスワーゲンへの出資比率を50%から75%に引き上げたことを受けて、同合弁の社名をフォルクスワーゲン(安徽)オートモティブに改めた。

同合弁は新エネルギー車(NEV)の生産会社として2017年に設立された。23年からはVWのEV専用車台「MEB」をベースとする車両を生産することになっている。生産能力は年35万台。

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