BASF―栄養製品の米工場を売却―

化学大手の独BASFは12月17日、イリノイ州カンカキーにある工場を米国の投資会社ワン・ロック・キャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。栄養製品事業のポートフォリオを絞り込む戦略の一環。2021年上半期の売却手続き完了を見込む。取引価格は公表しないことで合意した。

BASFはカンカキー工場を独特殊化学大手コグニスの買収に伴い10年に取得した。同工場では植物油ベースのステロール、天然ビタミンE、陰イオン界面活性剤、エステルを製造している。従業員数は160人。

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