電動キックボードの人身事故件数が2020年1-9月期は1,570件だったことが、連邦統計局の発表で分かった。利用者数が比較的少ないこともあり、自転車の同7万3,293件を大幅に下回り、人身事故全体に占める割合も0.8%にとどまった。ただ、件数は急速に増加しており、1-3月期の252件から4-6月期は417件、7-9月期は901件へと拡大した。利用者の増加が反映されているもようだ。
電動キックボードの死亡事故件数は1-9月期に7件で、自転車の同351件を下回った。交通死亡事故全体に占める割合は0.3%。自転車は同16.7%に上った。
電動キックボードは2019年6月に公道走行が解禁された。最高速度は時速20キロに制限されている。